セイウチ・トド・オットセイ・アザラシ

1.セイウチ;鰭脚目セイウチ科セイウチ属。体長♂約3,2m♀約2,6m、体重♂約1200kg♀約800kg。ベーリング海峡以北mの北極海に分布。国内では函館・根室・八戸で記録があるのみ。
2.トド;鰭脚目アシカ科トド属。体長♂約3m♀約2,5m、体重♂約1000�圈衞鵤苅娃�kg。太平洋北部に生息し、冬から春に北海道沿岸を回遊。
3.キタオットセイ;鰭脚目アシカ科キタオットセイ属。体長♂約2m♀約1,3m、体重♂約200kg♀約40kg。太平洋北部に生息し、冬から春に日本沿岸の沖合いを回遊。
4.アゴヒゲアザラシ;鰭脚目アザラシ科アゴヒゲアザラシ属。体長200〜260cm、体重約250〜400kg。北極圏に生息し、冬にオホーツク海沿岸に稀に現れる。
5.ゴマフアザラシ;鰭脚目アザラシ科ゴマフアザラシ属。体長約160〜170cm、体重約75〜90kg。北海道周辺・日本海周辺・オホーツク海からベーリング海に生息。
- アシカ科・アザラシ科・セイウチ科は足がヒレ状に進化して海での生活に適応していった仲間です。そのため、陸上の哺乳類(裂脚類)と区別するうえで鰭脚類と総称されます。主に魚をほとんど咀嚼せずに飲み込むため、歯の分化がそれほど見られず、同形の歯が並ぶのみとなりました。
- セイウチは大きな群れで生活し、その特別長く突出した犬歯で海底の二枚貝類を掘り出して採食すると言われます。春に氷上で出産した後、交尾を行います。
- いわゆるハレムを作るのはアシカ科です。トドはオス1頭にメス10〜15頭、オットセイはオス1頭にメス数十頭といった規模です。アザラシは基本的にはオスもメスも自由恋愛のようです。体もメスの方が大きい種が多く、子育ても母親一頭でひっそりと行うことが多いのです。
- アゴヒゲアザラシは日本近海で見られる最大のアザラシで、春先流氷の上に黒っぽい子供を一頭生みます。ゴマフアザラシは日本近海で見られる小型のアザラシで、メスは春先流氷上に真っ白な子供を一頭生みます。

アシカ科とアザラシ科の体
アシカ科のトドやオットセイは前足が大きなオール状になり後足は前方に向いているので、頭を高く上げて体を地面から浮かすことが出来、陸上での移動はぎこちないながらもかなりのスピードで行えます。一方アザラシ科は、短く小さな前足と後方を向いてしまった後足で這うように陸上を進みます。
一般にアシカ科は体を上下にくねらせて泳ぎ、アザラシ科は左右にくねらせて泳ぎます。(急いで泳ぐ時はアザラシも上下運動に変わります。)
→トドの頭骨を見る
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