アナグマ(ニホンアナグマ)の頭骨

食肉目イタチ科アナグマ属 本州産
Meles anakuma Temminck,1844



頭骨全長105mm 頭骨幅(頬骨弓幅)63mm 歯式 3/3・1/1・3/3・1/2

頭骨は頑丈で重く、下顎は間接にしっかりはまっていて頭蓋となかなか分離出来ません。他のイタチ科よりも雑食傾向が強く、臼歯に鋭さが無く若干磨り潰し型になっているようですが、エサの大部分をミミズが占めます。



左から、アメリカアナグマ、アジアアナグマ、ニホンアナグマ。
アメリカアナグマは別属(アメリカアナグマ属)です。他2種は同属同種(アナグマ属)ですが、アジアアナグマとニホンアナグマは食性も生態も大きく違い形態にも差があります。現在は別種とみなされる傾向にあります。



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