イタチ(ニホンイタチ)の頭骨

食肉目イタチ科イタチ属 本州産
Mustela itatsi Temminck,1844



頭骨全長58mm 頭骨幅(頬骨弓幅)31mm 歯式 3/3・1/1・3/3・1/2

長い後頭部に短い吻、鋭く鋭利な歯並びは小型イタチ属特有のものです。手足は短く、柔軟に動く細長い首と体を武器に、頭が入ればどんな狭い隙間も潜り抜けて獲物に忍び寄り、そしてひと噛み・・それが彼らの狩の仕方です。ホンドイタチの頭骨には2型あると言います。関東平野のものは大きくオスで頭骨全長59mm前後、東北地方や山地のものは小さく52mm前後です。メスはオスより大分小さい体なので、頭骨もオスより一回り以上小型です。


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