トドの頭骨

鰭脚目アシカ科トド属 北海道産
Eumetopias jubatus (Schreber,1776)



頭骨全長350mm 頭骨幅(頬骨弓幅)195mm 歯式 3/2・1/1・4/4・1/1

トドはオスとメスで頭骨の形状が違います。成熟したオスは矢状稜(側頭筋の付く板状の骨)が後頭部から額にかけて大きく発達するためこぶのようになったオデコが特徴で、メスよりずっと大きくて頑丈です。画像の個体はおそらく若いオスと思われます。魚食専門の歯はそれほど分化が進んでおらず、比較的単純な円錐形をしています。一口〜数口で食べられる大きさの魚をしっかり逃がさないようにくわえるだけなので、他の食肉目のように骨から肉を切取ったり咀嚼する必要がなくなったからです。それでも同じ魚食専門のハクジラ類よりは複雑な咬面をしています。


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