カワネズミの頭骨
食虫目トガリネズミ科カワネズミ属 本州産
Chimarrogale platycephala (Temminck,1842)



頭骨全長28mm 歯式 3/1・1/1・1/1・3/3
(東京都多摩動物公園 所蔵)
本州・四国・九州、台湾からスマトラ・ボルネオ北部に分布する南方系の大型トガリネズミです。水生に適応しており、手足の指一本一本の両側に生えた水掻き代わりの剛毛や、尾の下面に生えたオールや碇代わりの長い毛、腰周りを中心に生えた空気を含みやすく水をはじく長い銀色の刺し毛、毛に埋もれた極少の耳介と目など、独特の形態を進化させてきました。
トガリネズミ科の仲間たちは同じ食虫目のモグラ科と違って頬骨弓がありません。また、発達した大きな第一切歯を上下顎に持っていて本来の犬歯より鋭く大きな臼歯列の数や形で種の判別をします。カワネズミはトガリネズミ属のように歯の先端が赤黒く染まってはいません。
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